看護師の仕事は様々な病気にかかってしまいやすいリスクが常にあります。だからといって諦めるのではなく、きちんと予防をして体調のコントロールを行うと良いでしょう。その基本は体力づくりになります。体力の増強はその行為自体がストレスの発散にもなるので効果的でしょう。また夜勤で体調を崩さないようにするためには、勤務条件の見直しなども大切です。そして様々な病気の原因となってしまうストレスは溜めないようにして、腰痛予防にも気をつけましょう。
看護師の病気の予防の基本は体力づくりから始まります。そして体力づくりには運動と睡眠が大切です。特に看護師がかかりやすい病気はストレス性のものと疲労によるものが多いのです。運動と睡眠にはそれらを回復させると同時に耐性がつく効果があるのです。ただ急に運動をしろといっても難しいと思うので、その場合は自分と相性の良いジムなどを探すと良いでしょう。また眠りに関しても寝つきが悪いのであれば専門家を訪ねてみるのもお勧めです。
夜勤で体調を崩さないコツですが、どうしても夜勤が苦しいのであれば病院に相談してそもそも夜勤を入れないようにお願いするのも重要です。特に介護や育児などプライベートでの負担が大きい場合は素直に周囲に頼ってみましょう。そしていざ夜勤となってしまった場合は睡眠リズムを整えて疲労を残さないようにしましょう。その際に、太陽光を浴びると人間は覚醒するという特性を上手く活用し、効果的な睡眠を確保できるように工夫すると良いでしょう。
ストレスは看護師がかかりやすい病気、特にうつ病などの精神疾患の原因です。うつ病にかからないためにストレスを溜め込まないようにしましょう。休日などにリフレッシュして過ごすのも大切です。またいざうつ病にかかってしまった場合は遠慮なく、直ぐに病院の心療内科や専門のクリニックに行くようにしてください。うつ病の治療は早ければ早いほど好ましく、その分完治も早くなります。うつ病は甘えなのではないかなどと思い自分を責めるのは一番良くないので注意してください。
腰痛は軽く考えている方もいますが、深刻な病気です。酷いものは数か月治療にかかる場合もあります。それでは仕事も日常生活も立ちいかなくなってしまいます。油断することなく積極的に予防していきましょう。まずはナースシューズや通勤靴が自分に合ったものを選べているのかを注意してください。ナースシューズはスニーカータイプもお勧めです。また腰痛の治療に使われるベルトやコルセットは予防にも役に立ちますので、不安であれば購入して使っても良いでしょう。