病気予防のための体力づくり
体調管理法と病気の予防法
体調管理法と病気の予防法
看護師の仕事はストレスの蓄積による精神的な疲労も、重労働や夜勤シフトなどがあるゆえの肉体的な疲労も溜まりやすい仕事です。しかし、そうはいっても人の命を救い健康を守る社会的意義の大変大きいやりがいのある仕事です。また給与も高く、資格があれば女性が出産や親の介護などによって長期で職を離れた後であっても復職が容易な仕事のため、多少の負担があってもこの仕事の継続を望む方は多いです。
そこで、精神や肉体の疲労に負けないような体力づくりに力を入れましょう。特に年齢が上がれば上がるほど体力は衰えていきますので、体力づくりは若い時から少しずつ始めることが大切です。そうして習慣にして継続をすれば病気知らずの強い身体になっていきます。ポイントは運動の習慣化と良質な睡眠を取ることです。
体力づくりには運動が一番です。忙しい仕事をしているのにその上さらに運動なんてできないと考えられる方も多いかもしれません。しかし、忙しく疲労が溜まりがちだからこそ運動が大切になるのです。運動の効果は2つあり、1つは運動を続けることでスタミナがつき疲れにくい身体になることです。特に心肺機能を活性化させるような運動が良いでしょう。多少の夜勤には負けない身体になります。また運動の中に上手く下半身や体幹の筋トレを加えることで腰回りの筋肉が強化され、腰痛になりにくい身体にもなります。
また運動によるもう一つの効果が、運動によって身体を動かし多少体を疲れさせることで、精神的な疲労は却って回復するということです。精神的な疲労はストレスなどによって神経のバランスが偏っている状態ですので、適度な疲労を感じるまで身体を動かすことでその偏りが元の状態にリバランスされるのです。
運動の種類や量ですが、あまり過負荷をかける必要はありません。小分けにしながら30分程度でも十分です。また運動を習慣化することが難しければスポーツクラブへ通うのも良いでしょう。特に東急スポーツオアシスは、施設内の設備が充実しておりレベル別や趣味嗜好別にエクササイズを選べるのでお勧めです。
適度に身体を動かしたら、精神と身体の疲労を取り除き英気を養うために良質な睡眠をとりましょう。また良質な睡眠は疲労回復だけではなく、体調の改善や寝ている間の身体強化、昼間経験し学習したことの整理などに繋がります。これらの効果はとても大きく、例えば日中の経験が寝ている最中に上手く整理され脳内で最適化されることで、次からは同じような体験にもっと上手く対処できるようになり、以前よりもストレスを感じにくい自分に変わることができます。
良質な睡眠のとり方ですが、寝付きが悪いなど悩みがあるのであれば専門家に相談すると良いでしょう。16号整形外科は整形外科ですが、睡眠分野を専門としており信頼できます。
