体調を管理して夜勤からの病気を防ぐ

看護師だからこそ病気に気を付けよう
看護師だからこそ病気に気を付けよう

体調管理法と病気の予防法

勤務条件の見直しも

勤務条件の見直しも

夜勤による疲労の蓄積は本当に侮れません。特に結婚をして子供がいたり、家族の介護など他にも体力が必要なことと夜勤の忙しさが重なってしまうと大変です。夜勤疲れから身体を回復させるための方法もありますが、それも疲労の蓄積があまりに酷ければ効果はありません。あまりに厳しい場合は勤務条件の見直しを病院側と相談すると良いでしょう。病院の状況によっては他の看護師の手前もありますし、完全に夜勤ゼロは難しいかもしれません。しかし、夜勤の疲労がより溜まりやすいシフトとそうでないシフトもあるので、その辺りの調整には応じてくれる可能性があります。

夜勤シフトの組まれ方

夜勤シフトの組まれ方

夜勤自体はどうしても身体に厳しいものですが、そうはいってもシフトの組まれ方次第でまだ楽にはなります。例えば休日前の夜勤であれば、身体を休ませる時間が取りやすくそれほど負担はかかりません。しかし逆に日勤の前に夜勤があったりすると大変です。またシフトが2交代制か3交代制かによっても疲労の溜まり方が異なります。特に3交代制の場合は日勤後の深夜勤や、準夜勤後の日勤などは回復時間も短く疲労が溜まりやすいでしょう。

太陽光によるリズムの調整

太陽光によるリズムの調整

生活サイクルには太陽光の効果を上手く活用しましょう。太陽光には体内時計のリセット効果や人体の覚醒効果があります。そこで夜勤後に直ぐに通常のリズムに戻す必要があるときは夜勤明けに仮眠を取り、その後は充分太陽光を浴びるようにするのがお勧めです。またその際は、その後直ぐに起きるかどうかを問わず、睡眠前の帰り道などでは太陽光をなるべく浴びないようにしてください。日傘や帽子、サングラスなどを活用すると良いでしょう。睡眠前に太陽光を浴びてしまうと身体が覚醒してしまい、眠りが浅くなってしまいますし寝つきも悪くなります。

休日のリフレッシュもポイント

休日のリフレッシュもポイント<

夜勤による疲労は肉体的なものだけとは限りません。夜勤自体ストレスが溜まりやすく、精神的な疲労の蓄積にもつながります。精神的にもまいってしまう部分が多い場合は休日や空き時間に積極的にリフレッシュをすると良いでしょう。ショッピングを楽しんだり友達や家族、恋人と遊ぶのも良いですし小旅行に行くのも良いと思います。
ただ、プライベートな時間は家事や育児、介護などで余裕がないという方も多いでしょう。もちろんそういったことを蔑ろには出来ませんが、周囲を上手く頼って負担を減らすことも大切です。またプライベートで特別な事情があるのであれば、冒頭で述べた職場への勤務条件改善の要求を含めて、仕事でも周囲の協力を仰いだ方が良いでしょう。